AI– category –
AIに関する知識を発信していきます。
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12 Days of OpenAI の Day7 『Projects in ChatGPT』 を調べてみた!
12日間毎日発表があるのはワクワクしますね! Day7 に発表されたのが 『Projects in ChatGPT』 です。ChatGPTを使っていて困るのは沢山のチャットを整理できないこと。そんな問題を解決してくれるのがProjects in ChatGPTです。 Projects in ChatGPTとは? Projects in ChatGPTとは簡単に言ってしまえばチャットのフォルダ管理です。テーマごとにフォルダを作ってそこにチャットをまとめられるのです。ただのフォルダ管理と一線を画すのはファイルをアップロードして簡易RAGが構築できる点とプロジェクト単位にカ... -
BedrockでRerankモデルが使えるようになったのでLangChainに組み込んでみた!
AWS re:Invent 2024にてBedrockがRerankモデルのサポートを開始したと発表がありました。勉強中のLangChainに早速取り込んでみました! Rerankモデルの有効化 Bedrockでモデルを使うには有効化が必要です。 今回新たに使えるようになったのはAmazonのRerank 1.0とCohereのRerank 3.5です。どちらも東京リージョンで利用可能です。 rerank関数を自作 CohereのRerankモデルだとCohereRerankという専用のクラスがLangChainで準備されていますが、Bedrockではリランク用のクラスは用意されていません。そこでboto3を使... -
SageMakerでデプロイしたMeta Llama GuardでNemo Guardrailsを動かしてみた
Nemo GuardrailsではMeta Llama Guardを使用したllama guard check input とllama guard check output あ利用できます。これらをこれらをSageMakerのエンドポイントで動かす方法を解説します。 Nemo Guardrailsの設定 config.yaml railsの設定は公式のドキュメントの通りです。mainのモデルにはChatGPT 4oを使用しています。 rails: input: flows: - llama guard check input output: flows: - llama guard check output models: - type: main engine: openai model: "gpt-4o" parameters: temperature:... -
Nemo GuardrailsのHelloWorldをOpenAIで動かしてみた
Nemo Guardrailsを学習中です。NVIDIAのサイト(NeMo Guardrails により LLM の脆弱性を防ぐ: 導入編)だとNVIDIA AI Endpointsを使っているのですがNVIDIAのAPIキーを持っていないのでOpenAIで動かしてみました。 インストール nemoguardrailsとlangchain-openaiをインストールします。しかし、2024/11/8時点でそれぞれ最新版をインストールすると以下のエラーが出て動きません。 TypeError: metaclass conflict: the metaclass of a derived class must be a (non-strict) subclass of the metaclasses of all i... -
ChatGPT 4o with canvasの基本のキ! 基本を押さえて快適ライティング&コーディング!
ChatGPTでChatGPT 4o with canvasが使えるようになりました! 今まではChatGPTと一緒に文章やコードを書くのは大変でしたが、ChatGPT 4o with canvasの登場で状況は一変しました。ChatGPT 4o with canvasについて解説します。 ChatGPT 4o with canvasとは ChatGPT 4o with Canvasは、OpenAIが提供する新しいモデルです。このモデルは、ユーザーがライティングやコーディングを始めることを検知すると、Canvasを起動するように学習されています。Canvasと呼ばれるエリアを使用して、ライティングやコーディングの... -
OpenAIで文字起こしをする方法2選
OpenAIを使って文字起こしをする方法はAPIとオープンソースバージョンの2つがあります。今回はそれぞれのやり方と違いについて解説します。 文字起こしとは? 文字通りですが、音声データを文字にすることです。議事録の作成であったり動画に字幕を付けたりするのに役立ちます。 APIで文字起こし OpenAIのAPIを使って文字起こしをすることができます。OpenAIのAPIを使えるようにするには以下の記事を読んでください。 やり方 以下のようなコードで文字起こしすることができます。 from openai import OpenAI clien... -
安全なChatGPT Team運用のためのアカウント管理ベストプラクティス
ChatGPT Teamを導入している組織も増えてきているかもしれません。企業で導入するにあたり重要になるのがセキュリティです。ChatGPT Teamでセキュリティリスクを減らすために設定すべきことアカウントの観点で解説したいと思います。 ChatGPT Teamとは ChatGPT TeamはOpenAIが提供するChatGPTを小規模な組織で使うためのプランです。入力データが学習に利用されない点とTeam内でGPTs(RAG)を共有できる点が大きなメリットとなります。生成AIを業務に取り入れたいと考えている中小企業では最初に選択肢にあがるので... -
超速解説! MidjourneyのPersonalizationについて
画像生成AIのMidjourneyからPersonalizationという機能が発表になりました。早速ですが使い方を解説します。 Personalizationとは Midjourneyで画像を生成する際、プロンプトで表現しきれなかった部分はMidjourneyがその空白部分を「好み」で埋めてくれました。コミュニティ全体のバイアスや好みの集合体から導きだされる「好み」でした。 Personalizationではその「好み」を各個人の「好み」で埋められるようにするということです。 各個人の「好み」とは? じゃ、その個人ごとの「好み」をどうやって把握するの... -
OpenAIのAPI完全制覇パート3 関数呼び出し編
今回はOpenAI APIで関数呼び出し(Function calling)をおこなうためのパラメータtoolsとtool_choiceについて解説します。GPTsのアクションと動きが違うので注意が必要です。 今回解説するパラメータ 今回解説するパラメータはマーカーを付けた2つです。2つとも関数呼び出し(Function calling)に関するパラメータです。 model (string, 必須): 使用するモデルのID。 messages (array, 必須): 会話を構成するメッセージのリスト。 temperature (number, オプション): 0から2.0までの範囲。出力のランダム性を制御。 ... -
OpenAIのAPI完全制覇パート2 出力内容制御編
API完全制覇パート2ではPlaygroundでは試せないパラメータについて解説していきます。Function callingについてはパート3で解説する予定です。 今回解説するパラメータ 今回解説するパラメータはマーカーを付けた7つです。 model (string, 必須): 使用するモデルのID。 messages (array, 必須): 会話を構成するメッセージのリスト。 temperature (number, オプション): 0から2.0までの範囲。出力のランダム性を制御。 top_p (number, オプション): 0から1の範囲。上位の確率質量のトークンのみを考慮。 n (inte...
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