MENU

Knowledge Oasisは主にAIとAWSの知識を共有するブログです。その他ITに関する知識やまれに生活に役立つ知識も共有するかもしれません。

KOふみ
名前はKOふみ(こふみ)。独立系SIerで20年のキャリアを持ち、新人研修の講師から請負開発まで幅広く経験。現在はAIを駆使したソリューション開発に従事。資格は応用情報技術者、データベーススペシャリスト、プロジェクトマネージャー、PMP、簿記2級。AWS学習中で、将来はAWSアンバサダーを目指す。

【AWS Technical Essentials】VPCデモンストレーションの攻略法

【AWS Technical Essentials】VPCデモンストレーションの攻略法
  • URLをコピーしました!

AWSの学習でAWS Technical Essentialsを進めています。「デモンストレーション: VPC を作成し、Amazon EC2 で社内ディレクトリアプリケーションを再起動する」の動画の内容が古く、2024年6月時点ではVPC Wizardの動きが違い過ぎていました。古くなっているポイントとあたしいVPC Wizardの動きについて解説したので参考にしてください。

目次

動画で情報が古いポイント

Elastic IP アドレスの作成が必要ない

動画の最初でElastic IP アドレスを作成しています。新しいVPC WizardではNAT ゲートウェイの作成を指示することで自動的にElastic IP アドレスを作成してくれます。手動でElastic IP アドレスを作成する必要がありません。

NATゲートウェイの数を指定するとElastic IP アドレスの作成まで行ってくれます。 VPCを作成をクリックすると作成が開始されます。
NATゲートウェイの数を指定するとElastic IP アドレスの作成まで行ってくれます。 VPCを作成をクリックすると作成が開始されます。

VPC Wizardではない

動画だとVPC Wizardを起動してくださいと説明していて、画像でも”Launch VPC Wizard”をクリックしています。しかし、2024年6月時点では”Launch VPC Wizard”というボタンは存在せず、”VPCを作成”ボタンになっています。

VPC Wizardではなく、VPCを作成をクリックします。
VPC Wizardではなく、VPCを作成をクリックします。

2つのAZを同時に作成できる

動画では1つのAZしかVPC Wizardで作成することができませんでした。しかし、2024年6月時点では最大3つのAZまで同時に作成できます。

VPC内に作成するAZの数を選択できます。最大3つ。
VPC内に作成するAZの数を選択できます。最大3つ。

プライベートサブネット毎にルートテーブルが作成されます

動画では2つのプライベートサブネットのルートテーブルを1つで作成しています。しかし、2024年6月時点の同時生成ではプライベートサブネット毎にルートテーブルが作成されます。動画で作成する構成とこの部分だけ結果が異なってきます。

画面右側で同時生成の内容を確認できます。 プライベートサブネットのルートテーブルがサブネット毎に作成されています。
画面右側で同時生成の内容を確認できます。 プライベートサブネットのルートテーブルがサブネット毎に作成されています。

VPCデモンストレーションの最新版

2024年6月時点でのVPCデモンストレーションの最新手順をまとめます。

VPC作成

  • VPC Wizardではなく、VPCを作成をクリックします。
    VPC Wizardではなく、VPCを作成をクリックします。

セキュリティグループの作成

  • セキュリティグループを作成をクリックします。
    セキュリティグループを作成をクリックします。

EC2作成

EC2の作成は以下の関連記事を参考にしてください。

ネットワーク設定のみ違います。

作成したVPC、サブネット、セキュリティグループを選択します。 パブリックIPの自動割り当てを有効化します。作成したVPC、サブネット、セキュリティグループを選択します。 パブリックIPの自動割り当てを有効化します。
作成したVPC、サブネット、セキュリティグループを選択します。 パブリックIPの自動割り当てを有効化します。

まとめ

AWS Technical Essentialsの「デモンストレーション: VPC を作成し、Amazon EC2 で社内ディレクトリアプリケーションを再起動する」について2024年6月時点での手順を解説しました。

VPCの作成がとても省力化されている印象です。マルチAZはよく見かける構成なのでこの手順をよく覚えておきましょう。

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次