AWSの学習でAWS Technical Essentialsを進めています。「デモンストレーション: VPC を作成し、Amazon EC2 で社内ディレクトリアプリケーションを再起動する」の動画の内容が古く、2024年6月時点ではVPC Wizardの動きが違い過ぎていました。古くなっているポイントとあたしいVPC Wizardの動きについて解説したので参考にしてください。
動画で情報が古いポイント
Elastic IP アドレスの作成が必要ない
動画の最初でElastic IP アドレスを作成しています。新しいVPC WizardではNAT ゲートウェイの作成を指示することで自動的にElastic IP アドレスを作成してくれます。手動でElastic IP アドレスを作成する必要がありません。
VPC Wizardではない
動画だとVPC Wizardを起動してくださいと説明していて、画像でも”Launch VPC Wizard”をクリックしています。しかし、2024年6月時点では”Launch VPC Wizard”というボタンは存在せず、”VPCを作成”ボタンになっています。
2つのAZを同時に作成できる
動画では1つのAZしかVPC Wizardで作成することができませんでした。しかし、2024年6月時点では最大3つのAZまで同時に作成できます。
プライベートサブネット毎にルートテーブルが作成されます
動画では2つのプライベートサブネットのルートテーブルを1つで作成しています。しかし、2024年6月時点の同時生成ではプライベートサブネット毎にルートテーブルが作成されます。動画で作成する構成とこの部分だけ結果が異なってきます。
VPCデモンストレーションの最新版
2024年6月時点でのVPCデモンストレーションの最新手順をまとめます。
VPC作成
セキュリティグループの作成
EC2作成
EC2の作成は以下の関連記事を参考にしてください。
ネットワーク設定のみ違います。
まとめ
AWS Technical Essentialsの「デモンストレーション: VPC を作成し、Amazon EC2 で社内ディレクトリアプリケーションを再起動する」について2024年6月時点での手順を解説しました。
VPCの作成がとても省力化されている印象です。マルチAZはよく見かける構成なのでこの手順をよく覚えておきましょう。
コメント